懺悔

私はあるスポーツをしていました。そのスポーツを私は嫌いでした。6歳から、15年間続けて来ましたがずっと嫌いでした。先生が嫌いでした。パワハラモラハラ、当たり前でした。しかし、私は怖くてずっと抜け出すことが出来ませんでした。
先月、溜まりに溜まった怒りが爆発してしまい練習へ行けなくなってしまいました。先生にブチ切れたい、でも先生が怖い、もう辞めたい、でも後輩を見捨てたくない。頭の中でずっとどうすればいいか考えました。しかし、どうすれば良いかわからず、気付けば泣いている。

数日後、私は死にたいと思っていました。私の抱えているスポーツ、先生、後輩、友人、仲間、家族、全てを投げ捨てて終わらせたいと心から思いました。
流石にやばいと思った両親がメンタルクリニックへ連れて行き、薬を頂きました。また、スポーツの先生には両親が事情を伝えてくれて、暫くお休みさせて頂くことになりました。

薬を飲むようになってからびっくりするくらい、心が落ち着くようになりました。薬って凄いんだなって思いました。

私はそのスポーツの練習へ行かなくなって以来、自分にはこのスポーツ以外何も残せてなかったのだなと思うくらい、何もすることがありません。

私の人生、本当にこのスポーツだけだったんだなって思いました。薬を飲んで落ち着いてきた私は、何故あんなに先生への怒りを我慢できなかったのだろう、何故死にたいと思ってしまったのだろうと思ってしまい、悔しい気持ちでいっぱいになりました。

これからの人生、どうすればいいかわかりません。一度きりの人生、22歳までは失敗に終わりました。残りは負けない。